日本民謡大全集!

私が20代で初めて三味線を教わったのは、民謡でした。

当初、思ったのは、、、「民謡ってダサい」です。
その後、数年、なんとなく惰性で三味線を続けてしまった感じでした。

阿波踊りで幼少期から三味線を身近に感じ、「祖谷の粉ひき節」という有名民謡すら子供時代から知っていたのに。。

唄の背景を教わらずに、好きな曲調がなんであるかも勉強せずに、ただ「おさらい会」のために渡された譜面で「音だけ出して」いたからかも知れません。

若くて感性豊かだった(?)20代、泥臭い民謡にはサッパリ魅かれず、その後、人生と唄の勉強を重ねて、今になって「民謡」が好きです。特に、花柳界で洗練された曲に仕上がった「お座敷民謡」。

もっと勉強しようと思い、またまたこんなセットをオークションで購入しちゃいました‼️😃

珍しい「歌手ごと」のまとめ方です。歌手ごとに得意なジャンルや育った地域が異なるからだそうです。

私が勉強することで、良さを伝えていきたいと思っています。そして、ここ徳島はお座敷民謡の似合う土地。藍で栄えた土地です。

小屋掛け興業の芸人や角付け芸とともに発展した東北民謡は、今の私には、どうも入っていけません。
でも、このカセットで一流の歌い手の歌唱を聴けば、また印象も変わるかもです。

民謡や端唄、小唄などのジャンルで分けることのナンセンスさを感じるのは、ジャンルが同じでも、曲ごとに曲調が全然違うからです。

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